派手婚

本日は友達の結婚式に行ってきた。岐阜県高山市
着物は前日までに郵送しておいたので、朝から実家のある可児市から親に送ってもらって高山まで行ってきた。
朝はすがすがしく、東海環状道路が開通したため、2時間弱で到着できた。これは快挙だ。
結婚式はホテルロビーの喫茶店がチャペルに変身して、そこで執り行われていた。ん、田舎っぽい。しかしこれからが田舎っぽい結婚式の幕開けであった。
披露宴は、100名以上の出席者。半分くらい親戚。半分くらい高山市民。
新郎新婦は長唄とともに、ちょうちんを持つ人の先導の元、入場してきた。二人ともお着物。こんなの初めて。そして、媒酌人、両主賓の挨拶の後、乾杯。日本酒を赤い杯に注がれ、「乾杯」の発声の後一口つけて、その後の長唄のあと、二口で飲む、とな。なんだそりゃー。高山の伝統らしい。その後のお酒は熱燗ときたもんだ。ひぇー。
出席者ではない人たちがステージ(高砂の反対側にあり、いちいち緞帳が下りる)に次々とでてきて出し物をする。ゆっくり歓談したり、食事したりする暇は無い。その中で、お色直し2回。トータル4時間半。その間、コンパニオンとおぼしき黒留袖を着た女性たちに酒をどんどんどんどん飲まされた。

私は着物を着ていたので、すごくつらかった。
終いには気持ち悪くなってしまったほどだ。
友達は本当にきれいで、素敵だったのだが、違う観点からかなり心に残る結婚式となった。おめでとう!