バングラ君1

贈り物

10月5日より、バングラデッシュからの留学生が来た。その人は、何年も前から教授に連絡をして、ここで勉強したいとアタックしていた様子で、やっと教授がOKを出したのだ。
来る前から私と一緒に実験をやってもらうといわれていた。
その方は、男性で、おそらく31〜33歳くらいのヒンズー教徒。(バングラデシュはほとんどイスラム教だと聞いていたので、びっくりした。)穏やかな人で、人なつっこい笑顔をよく見せるが、英語の発音はちょっと分かりにくく、聞き返してしまうことがおおい。日本語はまったく分からない。
来て数日は、生活するうえでの手続きなどにおわれていた。10月12日、バングラ君と教授と三人でディスカッション。今まで何をやってきて、どんなテクニックが出来るのか・・・。そこで判明!!
クロマトグラフィーを見たことがあります。
なにぃ?で?・・・、おわり。おわりぃ???
これからバイオの実験を一から・・・。まずは細胞培養と論文を読むことから。話をすると、すぐ「僕は何でも出来ますよ」とかって言っちゃうからなあ。イタイ。
そして、日本に来て3週間くらいたったころ、大きな荷物を広げていたバングラ君。
祖国からお土産を持ってきました。みなさん好きなもの選んでください。
なにー。いまごろ?なんだかゆっくりな人だ。ひとつ一番小さいものを頂きました。

ポーチもおもちゃのネックレスも使えないけど。ごめんね。
今はバングラ君の体臭にみんなが悩まされ、席を何度も移動しては、みんなに文句言われている。あたしも、彼の体臭、NIGATE・・・。
さてさてどうなることか。