会陰切開の必要性**切開がいらないですって？？
非常に驚いた。「経膣分娩時のルーチンの会陰切開術は有益でない」とのことが報道されている。なんだかタイトルだけ見ると、切開が悪者扱いされている気がする。べんかいしなければ。以下報道サイト。
http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/374226
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/abstract/293/17/2141
ルーチンで(すべての患者に)切開を行っても、行わなかったヒトに比べて「会陰亀裂の程度や痛み、鎮痛薬の使用といった出産直後のアウトカムを比較したところ、差が見られなかった」とある。
しかし！！私たちはすべての患者様に切開しているわけではない。会陰が良く伸びて、少量の裂傷で済みそうな場合はもちろん行わない。なにも、裂傷だと切開に比べて「失禁や骨盤底の弛緩(締りが悪い)」が起こりやすいからきるという意識は毛頭ない。
会陰切開の必要性
- 児頭の出口である会陰が硬く、児頭より明らかに狭い場合、そのままお産になると会陰裂傷が真下(６時方向)に裂けやすく、肛門と膣がつながるほど裂けたり、肛門の粘膜を傷つけることがある→そのため、側方(４〜５時方向)に向かって傷を付けると肛門を傷つけない
- 児の苦しいサインが出ている(児心音の下降)ときにより早くでてくることができる
熟練の医師であれば、会陰切開は必要以上に行わず、傷も最小限にとどまらせることを考えていることを知ってほしい。
以上、あくまで私の意見でした。あしからず
ごはん
あさ：コーンフレークwithヨーグルト
ひる：龍口春雨
よる：菓子パン２個
おやつ：おにぎり一個
菓子パンがぁぁぁぁぁぁ
