バングラ君２
カルチャーの違いか？
バングラ君は今日も行く。日本にも慣れて、まずまず楽しそうだ。
さて、バングラ君ははれて細胞培養試験(教授による)にも合格し、15日(火曜日)から私の元で一緒に実験をやりながら技術を習得していくこととなった。
しかぁぁぁし。まだまだ細胞培養(継代作業)すらおぼつかなく、いまいちうまく行かない。教えるほうもついイライラしてしまうこともあった。間違ったことをやったときに「なぜそれが必要と考えたの？」「誰かがそういう方法を使ってやっているの？」と聞くと、根拠にならない言い訳のようなものがジャブジャブ出てくる。そんな問答していたら、細胞が死ぬって。
でも、ま、まだまだ分からないこともあるだろうから、気をつけてイライラしないように教えてあげようと、心に誓ってやっていた。
しかし、
- 一度教えたことは覚えない(メモを取ったほうがよいと忠告しても)、
- 同じ質問をする(そしてなぜその質問が必要かわからない)、
- 自分で参考論文を探さない(「次の論文くださーい」と言う)、
- 私が忙しそうにしていようが、疲れていようが、質問攻め、
くさい・・・。
本日当直・日勤から帰ってきて結構疲れている私に、怒涛の質問攻撃＆自分の作ったドキュメントを添削し手欲しいという依頼の嵐。
それでも疲れているなりに答えていたら、研究室のみんなに、あとで、「あんなに丁寧に教えてあげなくてもいいんじゃない？」「やさしすぎ」と言われた。
すくわれた。
じつは今日、バングラ君が細胞培養をしているときに、メディウムの瓶の蓋に少しひびが入っていたらしく、それをどうしていいか分からなかった彼は、自分が培養しているところに一人学生を呼びつけて聞いたらしい。そこまではよい。呼ばれた人は「このくらいだったら、大丈夫」と言ったそうだが、何を思ったか、彼はまたもう一人呼びつけて聞いて、またほかの人に聞いて・・・。といろんな人にかわるがわる聞いたらしい。
それって、失礼じゃない？むぅ。かなしい。
ちなみにrumacoに負けないように絵を描かなきゃ！と思った私はバングラ君の絵を描いてみた。へたくそだった。
