2010-09-09

納涼会

９月７日に産婦人科病棟、外来の納涼会を開催いたしました。楽しかったです。
夜１時近くまで部長の話を聞くことができました。。

今日は特別涼しいため、本当に気分が良いです。

夏休みは９月の末にとりました。屋久島です。。。ふふふ。。。
私と旦那さんの「なつやすみ」は大体、体を休めに行く旅行です。
一週間弱です。
アクティビティはほぼありません。ホテルを移動するようなまねはしません。

だるーーーく、ゆるーーーく、ふたりで過ごすだけです。
ふたりで話をしたり、本を読んだりすることがメインです。

よくある企画募集型の旅行というのはとかくスケジュールがいっぱいで、宿を何件も移動したり、夜中まで行動したり、移動が長かったりと忙しいものです。
それもすごく楽しいと思います。ただし、気力体力が備わっていないと、ただしんどいだけです。

中高年の旅行でよくいわゆるパッケージツアーが利用されますが、それは、夫婦の交流が薄いカップルが行くのに最適なのだろうと思います。楽しい観光が目白押しで、会話も成立しますし、ほかの旅行者とお話をするなども可能です。ふたりだけでは会話もない、家にいても夫婦の関係が悪くなる可能性がある場合、ツアーに参加することで、二人がすごしやすい距離で楽しく満足できるのではないでしょうか。

私もパッケージツアーに参加したことが多くあります。そこに来ている中高年夫婦は、仲がよさそうでありながらお互いの興味が全く別な二人や、全くお互い会話がなくほかの旅行者にパートナーの文句を呟いている二人や、旅行の料理・スケジュールなどにずっと文句を言っている二人などがいました。もちろん中には、とてもとても絆が強い二人もいますよ。
旅行とはおもしろいツールです。旅行にでも行って入れば何とかなるのです。

これはデートにおける映画というものも同様な使い方ができます。二人で出かけているものの、映画を見るときはそれぞれ見ますので交流はありませんし、映画の後も映画の話をすることができるので、間が持ちます。

かくいう私たち夫婦もよく映画は見に行きます。間が持たないわけではないけれど、やりたいこともあまりないときに活用されます。
屋久島では、二人の絆が発揮されます。私たちはリゾートホテルで二人で話をすることが大好きです。
仲がいい証拠だと勝手に誇りにしています。さて、行く末はいかに。

2010-09-03

初めての術式

今日は私にとって執刀するのは初めての術式に挑戦です。。
ええ。
・・・いいんでしょうか？
部長の指導の下、チャレンジしましたが、終わってみるとうまくいったようです。
本当に、心の底からホッとしました。

手術とは、なんと恐ろしいものだろうか、と最近思うようになりました。
いままで、研修医から１０年間、指導医の下での手術もしくは、いつでも指導医を呼べる状況でした。
そういう手術は私にとってもある程度チャレンジできたし、安心でした。

最近、ほかの病院に研修に行き、習得してきた新しい手術を、今の病院でやっています。
ほかの先生方は部長先生でさえ、その手術はできません。
その手術の責任は私にあるのです。
なんでもやりたがる私のような者でも、さすがにそれは相当な重圧でした。
やり始めて３か月くらいは、どんなに手術自体がうまくいっても、術後の合併症のことで、家に帰っても心配で、心配で頭を抱えるほど恐ろしく思いました。
大切なわたしの患者さんを思うと、余計です。
責任を持つということは、それだけ重いということです。

結構大胆で、怖いもの知らずな性格なんですよ、わたし。
でなければ、そんな新しい手術の導入なんて、できなかったでしょう。
でもその運営も怖いものでした。

そんな重みに耐えて、医師として成長していくんだと、ふつーに思いました。
こんな成長は、今の部長先生じゃないとさせてもらえないな、と感謝しました。
こうやって語ってみると、よくあることのようだな、と、がっかりもするけど、私にとっては大きな発見と感動でした。

ちなみに、いまのところその手術で大きなトラブルはなく、術後経過もみなさんとても良いですよ。