顔位分娩

普通、赤ちゃんはお母さんのオマタから頭のてっぺんを見せながら出てくる。お母さんのお知りの方向を向いて、頭のちょうどつむじのところを先進して出てくるのである。

しかし、今日の分娩は違った。顔位といって、顔を向けて顔から出てきたのである。それはうまく赤ちゃんが骨盤にはまることができずそのまま顔から進んで下降してくるのであるが、そのぶん、どこかで引っかかってしまうことが多く、ほとんどは途中で緊急帝王切開になる。
にもかかわらず今回は経膣分娩に成功!!かおはうっ血して真っ青だが、元気に生まれてくれてうれしかった。
体重が小さいお子さんだったからうまくいったのだと、感心した。
これまでの経験では、顔位で生まれると、顔面のうっ血が1週間くらいかけてむくみ、黒くなって治っていくので、ちょっと悲惨。後遺症はないものの、お産後の大切な時期に、写真もいっぱい撮りたいだろうに、、、、。